台湾で日劇がホット?その日劇とは!?

今日はある台湾の原住民の友達からいつものラインで『○○って女優さん、美人だよね♡』と言われ、『ほら、日劇(日本の連続ドラマ)に出ているこの人だよ!』とテレビの写真を送られましたが、全く見たことも聞いたことも無いドラマと女優さんで、私が「多分この番組は日本で作ってるものではないよ、だから初めて知った」と言ったら『え?ええ?? マジで!?』とずいぶん驚いていました。
恐らく彼の言う「日劇」は台湾で製作され、日本を舞台にして展開される作品なのでしょう!
では当の日出ずる我が国は、どこの国の海外ドラマを見ているのでしょうか!?と言えばやっぱり馴染みの深いものはアメリカドラマ。
最近はなぜか韓国。何故か、何故か、な に ゆ え か(しつこい)、韓国!ハンリュウだかカンリュウだか知りませんが、韓国。中国のドラマは目に触れたことすらありません。
なんだかですね~、普通に舞楽の蘭稜王ってどんな曲だったっけ~、と検索したら偶然ヒットした中国ドラマ(チョット台湾も噛んでいるらしいのであまり悪口は言えない)に『蘭稜王』を題材とした歴史再現ドラマがあるみたいで、な、なんと!!蘭稜王の面が般若!!!!

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で、本来の蘭稜王の面は↓

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なのです。あのね~、般若って女性が怒り狂って鬼になちゃったって話で(うちの母も常に般若の顔でした。当然お面無しで)、蘭稜王ってのは美男子過ぎる王様が顔がカワイ過ぎて相手になめられるから恐い顔の面を着けて勇ましく舞って士気を高めたという話で、本来は唐楽の左舞なので唐から伝わってるはずなんですけどね~~~~~。


これは決して悪く言っているのではなく、それだけ日本に対するアジア各国の羨望は篤いということなのです。

台湾にも原住民には伝統の衣装があって、ちょっと沖縄っぽくもあり、ちょっと中国っぽくもある衣装ですが、平地の漢民族には伝統衣装が伝わってないと。だからみんな綺麗におしゃれしているのだそうです。

日本では宮中儀礼では重儀ではやはり御召しものは男性は衣冠、女性は おすべらかし(というヘアースタイル)に十二一重で行われます。

このように、日本に限らず王朝には文化を伝えるという重要な役割があるのです。
今の日本でも正しい装束が現役で用いられているのは、皇室が堅固に伝統を守っているから、という事が大きいのではないでしょうか!?