この笛を持って行ったのは初めてでした

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画像のこの笛は『竜笛(りゅうてき)』ですが、実は私は小学生の頃から獅子笛(ししぶえ)を吹いており、笛にはちょっとした自身が会ったのでございました。
が、最近はあまり吹いていなかったので、この時、吹いた自分の下手さに愕然!

下手過ぎる!

この笛は25年前、外祭(がいさい=出張祭典)で、古民家の解体のお祓いを行なった時に、オーナーの御主人に頼んで、屋根の煤竹を貰って来て、昔からお付き合いのある笛師さんにお願いして私の指と口と、姿勢に合わせて作ってもらったのです。

私が持っている笛の中で一番、管内が硬くて反響音が高く、うまく吹くと凄い良い音がします。

昔、教えを受けていた当時現役の宮内庁楽部の東儀勝(とうぎまさる)さんが『お前、ちょっとその笛、貸してみろ!』(※勝さんは結構怖めのパンチが効く系の人でした)といって私から笛を『貸せ~~~~』とブン捕って、勝さんが息を入れた瞬間、私はその超すごい音を聞いてしまい、雷に打たれたような気持になりました(笑)。。

ハンパ無いんですよ、宮内庁の楽師さんたち。。

以来、何度練習してもあの音は出せたことは無いですね~~~~。。

今回、結婚式をお上げになられた新郎は台湾人で(新婦も台湾人です)、私とは旧知の間柄なので、一番良い笛で式を挙げて頂こうと思ったんですが、自分お技がこんなに退化しているとは!!