2018-01-01から1年間の記事一覧

今上陛下最後の天皇誕生日

まことに名残惜しい限りですが、本年で今上陛下の天皇誕生日「天長節」がお納めと相成りました。 今上陛下の大御代を、つらつらと惟(おもん)みますと、陛下は国内国外を問わず慰霊の旅を成されていたお姿が思い出されます。 陛下は、御在位中の30年間、日…

完全に私事なんですが、脊椎が治りました!

実はわたくし、25年前に、神輿で背骨を傷めてまして、昨日、それが突然治りました(笑) もうあきらめていたこの脊椎の歪みですが、昨日、転倒したはずみでゆがんだ骨が元に戻ると言う、神様の技としか思えない奇跡が起きたのです。 25年前、湘南方面の『どっ…

昭和の年末の光景

早いものでもう歳の瀬近くとなってまいりました。 ふと思ったのですが、歳の瀬は何かと忙しく、ひと昔前の昭和ではご家庭では餅つき機を出して、夜ご飯は出前を取ったりしていましたね! で、昭和の出前の光景を集めてみました。 私が子供の頃は近所のウナギ…

今、何かと話題の大嘗祭!

先日、秋篠宮殿下が大嘗祭の在り方についてお言葉を述べらまして、何かと話題になっております。 さて、大嘗祭とはどういうものかと申しますと、新たに皇位に就かれた天皇が行なう最初の新嘗祭のことで、それを大規模に行うという性質の祭りです。 祭儀の内…

御鎮座地、高士村の村長が、その職を続投します!

私も神社もいつもお世話になっている、李徳福村長です。 今回の台湾の地方選挙によって続投されることと相成りました。おめでとうございます。 この高士村は、こちらの村長を始めご関係者の皆様の努力で守られております。 李村長は信仰心も大変篤く、さらに…

陛下御親祭 新嘗祭

11月23日の夜に2度にわたって、天皇陛下御自身が行われる御親祭として新嘗祭が行なわれました。 この御祭儀は、新穀をご神前に奉り、今年の実りを神様に感謝するとともに、神様と共に陛下が実りを食する直会(なおらい)が行われました。 この新嘗祭は、とて…

平成31年歳旦祭の神饌 幣帛を募集しております

当神社ではお正月に、神前にお供えする神饌以下幣帛正月調度を募集いたしております。 募集では奉納金をお預かりしまして、当職の方で見合ったものを準備し、その購入代金に当てさせていただいております。 ※直接物品をお預かりいたしましても、種別や量によ…

産経新聞さんで牡丹社事件の史跡を巡るツアーがあります!

https://tabi.sankei.co.jp/tours/kanto/taiwan_4/ ☝旅行のリンクです 台湾南部にご旅行に行かれたい方必見! 産経新聞社さんが牡丹社事件の史跡を巡るツアーを企画しております。 大手会社様なので、安心・安全・親切・丁寧! さらに牡丹社事件の専門家の講…

牡丹郷が風景特区に指定されました

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000005-ftaiwan-cn 当神社鎮座地、屏東県牡丹郷が風景特区に指定されました。 いあ、台湾では最近流行の「インスタグラム」などで多くの人が訪れるようになりましたが、これまで「交通が不便」「電話の電波が…

遭難した宮古島の生還者の話の一部

宮古島遭難事件の生還者の話が、ある論文に載っていました。 台湾南部に漂着した宮古島の朝貢船(ちょうこうせん≒やんばるせん)が漂着したのは八瑤湾の少し沖だったそうです。 八瑤湾の住民(たぶん漁師で生計を立てていた人たち)が、上陸してきた琉球人に…

十月は神様の月です!

日本では現在、10月の旧称は『神無月(かんなづき)』との表記が定着しています。また、昔話しなどでは全国の神々様が出雲大社に集まり、相談をする、と言われており、出雲大社では確かに神様を迎える神事は行われています。 しかし、これは神様が出雲に行っ…

台湾人の信仰心について

台湾は日本と違い、信仰を意識して神仏に礼拝する民族性です。 ・ 私は道教の信者です ・ 私は仏教の信者です ・ 私はプロテスタントの信者です と、それぞれ信仰を持っており、それを意識している人たちが一般的です。 当神社はおのずと台湾の皆様に多く信…

お神輿の掛け声の各パターン

多くの日本の皆様は近隣の神社でお神輿を奉輿(ほうよ)されていることをご覧になっていると思いますが、その掛け声は、様々であることは御存じでしょうか? 私の出身地では『ドッコイソーリャ』と声を掛けますが、その語源は「六根清浄」であります。 東京…

北海道の皆様・西日本の皆様に謹んでお見舞い申し上げます

大水害に罹災されました山陽の皆様、暴風雨に罹災されました関西の皆様、大震災に罹災されました北海道の皆様方に、謹んでお見舞いを申し上げます。 早く元の活気ある街に復興されることを心よりお祈りいたしております。

今年はまだ一度も当神社を台風が直撃していません

今年も台風の季節となりましたが、今の季節の台風は、日本に上陸するケースが多く、台湾に上陸する台風はもっと早い時期のものが多いです。 当神社も2年前、スーパー台風の直撃を受け大きな被害を出しました。この台風被害の復旧では多くの地元の少年青年が…

反日思想派は私のことを恐れていますが(笑)

日本のことをよく思っていない思想家・思想団体は私のことを大変恐れ、「新皇民化運動」などとその影響下にあるメディアなどで大袈裟に吹聴しています。 が、しかし残念なことにそれは全くの的外れ~「残念賞決定!」! 私が皇民化を展開しているのではなく…

日本人にとって宗教とは

少し昔、なにか一般人の方の主催する集まりで名刺交換した時の話です。 たまたま隣に座った淑女と話をし、私が神社を運営していることで興味を持たれ、名刺を求められて当然私は「高士神社」と記載されている名刺をお渡しし交換したところ、『ありがとうござ…

氏子で可愛がられている犬、『カラコ』の子供たち

この犬は高士村の上部落の皆さんが可愛がっている所有者不明の神様のお使いの犬『カラコ』です。 カラスのように真っ黒なことから私が「こりゃカラスみてーな犬だ。雄・雌どっちだんべぇ?」と聞いたら雌だそうなので、「じゃ、カラコにすんべーか!」と今や…

豊川稲荷はお寺です

先日、当神社の宮掌の希望により愛知県豊川市の豊川稲荷を参拝しました。 ここは正式には妙厳寺(みょうごんじ)というお寺です。 明治時代に神道仏教判然令(神仏分離令)により、妙厳寺境内社の稲荷神はそれまでは豊川明神または豊川稲荷大明神としてお祀…

研修第2日目!禊!!

本日は研修第2日目。夜明けとともに禊を行ないました。 この禊場は平安時代から相模修験の行場として有名な場所です。 いくら夏とはいえ、夜明けの川の水はとても冷たいですが、心の中のいろんなものが洗い流されます。

研修第一日目

本日の研修メニューは、産土神社(うぶすなじんじゃ)参拝と、十巻祓(じゅっかんばらえ)であります。 この十巻祓とは、大祓詞を10回連続で揺読する修行で、その目的は、正座に慣れてもらうことと、大祓詞を暗唱してもらうことになりますが、入門者を待ち…

明日から門下生練成会を行ないます

明日から当神社関係者内で、門下生集中練成会を行ないます。 この錬成会は、まず厳正な入門資格を満たし、さらに選考によって選び抜かれ、許可されたものしか受講を許しておりません。 コースは神職コースと、崇敬者コースがあり、前者は当然神職のことを実…

成田山新勝寺参拝のウナギは浜松と遜色ありません💛

今日は、用事がありまして、成田市に出向いたしました。 成田市も本当に危険な暑さですね。。 成田名物は何といっても鰻でございます。 以前私は静岡県浜松市の神社に勤務していた時代があり、養鰻場(ようまんじょう)やウナギの工場もたくさんお祓いしたこ…

政治とスポーツ・政治と宗教は一緒ではない

最近、ニュースで隣国が様々な手段でアジア内の諸国に圧力をかけていると報じられます。 以前は野球でもトラブルを起こしていました。 スポーツは外交の道具ではありません。 また信仰も外交の道具ではありません。特に当神社には政治団体・宗教団体の人たち…

日本大学と國學院大學、どちらが正当か!?

ワタクシの出身大学は、日本大学文理学部で神社史を学び、その後に國學院大學神道学専攻科(当時の呼称)で神道を学びました。 しかし神道に関することは日本大学で結構ミッチリ勉強していたので、國學院大學に行った時は『エ!?マジで!? こんなにダサい…

暑中御見舞申し上げます

毎日酷暑が続いておりますが、皆様のご健勝をお祈りいたしております。 なお、この日本の本気の夏の暑さは、台湾人も恐れを抱くほどの猛烈な暑さです。 この日本の暑さよりも『僕の国の方が暑いよ~~。こんなの余裕~~!』と言っているのは、私の周りでは…

また放火予告がありました。

毎度のことですが、放火予告があり、昨日はその当日でした。 恒春警察署のご協力により、警備を強化していただき、犯罪予告の実行行為を防ぐことができました。 高士村の皆様、警察ご関係者の皆様、御心配くださった台湾の皆様に心より御礼を申し上げます。

良いご縁も結構たまにありました

最近、悪いご縁ばかりを紹介してきましたが、では心に残る良いご縁はあったのか。。 ありました! 真っ先に思い出すおばあちゃんが! その方は浜松市に住むおばあちゃんでした。今から10年以上前ですが、その時勤めていた神社の宮司さんのお使いで、その方…

外国人が神職になることの難しさ

今回、当神社の台湾人による神職が誕生したことで、世間で大きなニュースとなりました。 外国人が神職になるということは過去にもいくつか事例がありますが、現実的にはかなり厳しい状況です。 例えば当神社のように海外に鎮座する神社においては、これから…

祝詞(のりと)

神社の神前で奏上される祝詞は、一般的には祝詞用紙に書かれた祝詞を読み上げる様式ですが、地方や地域によってかなりの差異があり、さらには神社ごと、さらには神職ごとに異なるものです。 祝詞はその奏上の技術は、神職の中での話でも『彼は良い祝詞だ』『…