祝詞(のりと)

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神社の神前で奏上される祝詞は、一般的には祝詞用紙に書かれた祝詞を読み上げる様式ですが、地方や地域によってかなりの差異があり、さらには神社ごと、さらには神職ごとに異なるものです。

祝詞はその奏上の技術は、神職の中での話でも『彼は良い祝詞だ』『彼は変な祝詞』と、厳とした評価がありますが、しかしその手本となるもの、細かな発音などについては指導し、指導されることはあまりありません。

なかには同業者の祝詞であっても、いつも変な祝詞なのは知っていましたが、特に際立って変な時、思わず隣の自分と同年代くらいの神職が耐えきれず『プッ』吹き出すと、その祝詞が終わるまでの間、笑いとの死闘が展開されます。