私の神社道は職人の世界でした

神職の皆様は皆それぞれ、ご自身なりの歩んできたケースは違うものです。仮に、大きな有力神社の息子さんと、そうでない方との差もあり、さらに学閥もあり、さらに最も大きく大別すると、社家(しゃけ)・非社家(ひしゃけ)か、これによってもその歩む道程…

高士神社(私が勝手に)写真展!優秀作品!!

最優秀賞! 題名(私が勝手に付けた)『天空へ上る階段』 ※画像はインスタグラムより引用 官幣大社賞(!?) 題名(私の勝手な)『銀河への玄関』 ※インスタグラムより転載 官幣小社賞 題名(上仝)『海原と龍雲』 ※上に仝じ(以下省略) 国幣大社賞 題名『…

奉納とは、当神社から求めて応じて頂くことを申します

これまで『奉納します』という申し出をいくつかお受けしてましりましたが、全てが実を結んだわけではなく99パセントが御断りする結果となっております。 なぜならば、『この石を奉納したい。送るので建てて欲しい』と、ずいぶん勝手にどこかで作った石碑を…

日本李登輝友の会からの寄付金

当神社は御鎮座4年半が経ちましてございます。当然色んな出来事がありました。 作って2年目で台風で社殿が大破し、台湾の心ある方々からのお支えにより、何とか復興して、その後村のトップの皆様や屏東県政府の深いご理解をいただきまして、現在に至ってお…

この笛を持って行ったのは初めてでした

画像のこの笛は『竜笛(りゅうてき)』ですが、実は私は小学生の頃から獅子笛(ししぶえ)を吹いており、笛にはちょっとした自身が会ったのでございました。 が、最近はあまり吹いていなかったので、この時、吹いた自分の下手さに愕然! 下手過ぎる! この笛…

神前結婚式のちょっとしたエピソード

先日、戦後台湾では初となる、台湾人カップルの神前結婚式を挙行しましたが、実はこの御鎮座地は雨が多く、キレイな星空や昇る朝日などは、神様の気持ち次第で、運が良くないと見ることはできません。。 今回の場合、結婚式ですので、お衣装も和装で、かなり…

ご葬儀は慎重に!  後悔先に立たず。

この仕事をしていて、年に数回相談を受けるんですが、『故人を偲びたいので、神社の御神札を御霊璽(お位牌)の代わりにして良いですか?』とおっしゃられる方がおいでになります。 よく話を聞くと、『散骨してしまった』 『当初は無宗教で行なうつもりだっ…

台湾人カップルの戦後初となる神前結婚式を行ないました

御例祭の前日、戦後台湾人では初めてとなる、神前結婚式を斎行致しました。 この御夫妻は今年のお正月、当神社神前に於いてプロポーズをし、成功したので、当神社で神前挙式をあげる運びとなりました。 この結婚式では新郎新婦の希望で、全てをなるべく台湾…

新しい仲間を紹介いたします

令和元年の本年、新しく仲間入りをしたメンバーを紹介いたします。 新しい仲間 (スペック) 名前 鐵悟(てつご) 君 ニックネーム『てっちゃん』 身長181センチ (身長レベル 優) 体重 近年測定していないらしく不明ながら、普通体形・やや痩せ型 国籍 台…

令和元年の御例祭は5月5日ですお間違えの無いように

令和元年の御例祭は5月5日午前です 過去の情報がヒットして日にちをお間違えの方が複数いらっしゃるとお見受けいたしております。 また本年は令和元年で御朱印が混雑いたしますので、前日の5月4日にお越しの方(氏子村落のご宿泊の方)は5月4日からお書きい…

またしてもテロ予告!

本日、また氏子宛てにテロの予告がありました。 ただいま現地警察と氏子青年会で警備を強化しております。 このような予告は実は毎年あり、その都度警察と氏子青年会で警備をしております。御心配をおかけいたしますが、万全の警備体制を敷いておりますので…

台湾の人口密度

私が初めて高士村を訪れた時は、当時村の人たちは『本当にこのような山奥に日本人が来るのか!?』と疑っていたそうです(笑)。 私が行く時はそれはもう、まだまだ閉ざされた山村の感がとても強く、道路でさえも来村者を拒んでいると感じさせるほどのボロイ道…

境内下乗の御定め

お陰様で最近、当神社の境内整備も順調に進み、車止めも整備され、駐車場も整備されました。 ほんの2年前までは、まだまだの状態でしたので、境内に車馬を乗り入れることもありましたが、現在では氏子の意向で、境内は下乗していただきたい、ということです…

天皇陛下 御譲位に向けた儀式

宮中三殿の『神殿』に参進される陛下 天皇陛下とは、今さらですが日本の国王であることは当然ですが、王様と何が違うのか、ということを日本人でもなかなか把握成されていらっしゃらない方が多くいらっしゃいます。 もともとは「おほきみ=大王」と呼ばれて…

まもなく、春のお彼岸です。皇室では春季皇霊祭です

御在位中最後となる皇霊祭に向かわれる今上陛下 皇霊殿は御歴代の天皇の霊を祭る社で、中央三連の建物の向かって左の一宇です 皇霊殿の祭儀を終えて、お彼岸中の御都合の宜しい日に、お墓参りである『武蔵野御陵参拝』に参向されます。 そろそろ春のお彼岸で…

お掃除のススメ

よく聞かれる質問ですが、「神主さんって、普段は何をされてるんですか?」とよく言われますね。 一番比重が高いのはお掃除だと思います。 境内の手入れが行き届いている神社はとても気持ちが良いもので、参拝者に、すがすがしい気持ちを提供するのも神主の…

私が嬉しい瞬間

高士神社の復興を行なって、何度経験しても嬉しい瞬間があります。 それは、御例祭の時など、ご高齢の方たちが大都市から参拝にお越しになって、『僕が生きているうちに、台湾で本当の神社に参拝できるとは思っていなかった!生きててよかった~!!』っと言…

今年は御大典を控えていますので

御大典を控えるこの年ですので、皇宮の儀装馬車をご紹介します。 儀装馬車1号 ハードトップ 屋根に鳳凰(八咫烏)を頂き、葺き返しを着ける。 灯火 4灯 超豪華です。昭和天皇御大典で用いられましたが、屋根が開かないのが難点ですね! 儀装馬車2号 こちら…

まもなく、毎年恒例の2月28日です

毎年恒例となりますが2月28日前はいつも何かと標的にされます。 ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、2月28日は日本が敗戦し、台湾から引き揚げてから2年後の1947年2月28日に、台湾人(本省人=日本時代から台湾に住んでいた人たち)と蒋介石の国民党…

高士神社参拝に立ち寄りたいスポット・満洲郷

佳楽水 臺灣観光局より転載 九棚砂漠をジープで走る 九棚砂漠 ここは屏東県満洲郷です。高士神社は牡丹郷なのでお隣になります。 屏東200号線を台東方面に当神社から約30分程度のところにあります。 近くに貸しバギー屋さんも貸しジープ屋さんもあり、シーフ…

今は台湾のお正月ですね!亥年なので、猪が御眷属の神様

護王神社の狛猪 御幣を持つ和気清麻呂(わけの きよまろ) 宇佐八幡神に祈りをささげる清麻呂 宇佐八幡神が降臨し、託宣を下す 猪を御眷属に持つ、護王神社にお祭りされる、和気清麻呂(わけのきよまろ)公です。 奈良時代の天平年間、僧 道鏡が、自分が皇位…

お正月の台湾は、結構色んな有名人が来ています。

今までお正月の台湾では卓球の福原愛さんとか、新幹線で近くになったことがありますが、今回は横綱 白鵬さんが帰りの飛行機で一緒でした。。 横綱はご家族と一緒でしたのであまり邪魔しないように気を使いましたが、やっぱり大きいし、奥さんも美人ですね! …

この神社で面白いところは、関係者の歴史と人との廻り合わせです

当神社は最初、陳清福さんと私との出会いが切っ掛けでしたが、その後、鳥居のくぐり初めで注連縄解きをしてくれた少年は、陳清福さんの孫、シャール君です。 大頭目の李文來さんは、牡丹社事件で日本軍と戦って、『こりゃとても無理だ。早く降伏して友達に転…

平成31年例祭(例大祭)は5月5日です!

本年、平成31年の例祭(例大祭)は5月5日です。 今年より当面は当神社の宮掌、佐藤冬木(息子)は学校の勉強と就活で、お休みさせていただきます。 当神社は境内正面大階段並びに東参道スロープを石畳工事をしておりますが、間もなく完成いたします。 また、…

鵝鑾鼻(ガランピ)の人気レストランでランチ

当神社からガランピまでは車で約30分程度です。帰り道ならば、県道200を恒春方面の途中で左折します。 ガランピと言えば、この山が北方面に見えます。当神社からは南方面に見えます。つまりガランピと当神社はこの山を挟んで南北という関係性にあります。 こ…

台湾のスローな楽しみ『エビ釣り』

今回、高雄で日本式お神輿の奉輿活動をされている(いわゆる『睦会 会長』ですな)洪さんに、エビ釣りに連れて行ってもらいました。。 台湾の日常生活の中の娯楽として、外せないのがこの『エビ釣り』です。このエビ釣屋には、今から5年前、屏東の議員から付…

神社犬『カラコ』は土着の犬種です

この犬は、氏子の皆さんで飼育されている神社犬『カラコ』であります。 この犬は台湾に古くから沢山いる『台湾犬』と呼ばれる犬で、『土狗(どぐう=土着犬)』とも呼ばれ、犬版の原住民ですね。 この犬は1年前はイタズラばかりでおバカな犬でしたが、その…

平成最後の歳旦祭を厳修しました

本年も日台双方の皆様方のお支えにより、無事に平成最後となる歳旦祭・元始祭・日拝式を斎行致しました。御奉納くださいました諸兄、お心をお寄せくださいました皆様に心から御礼申し上げます。 なお、御奉納いただきました皆様には限定記念品をお送りいたし…

今上陛下最後の天皇誕生日

まことに名残惜しい限りですが、本年で今上陛下の天皇誕生日「天長節」がお納めと相成りました。 今上陛下の大御代を、つらつらと惟(おもん)みますと、陛下は国内国外を問わず慰霊の旅を成されていたお姿が思い出されます。 陛下は、御在位中の30年間、日…

完全に私事なんですが、脊椎が治りました!

実はわたくし、25年前に、神輿で背骨を傷めてまして、昨日、それが突然治りました(笑) もうあきらめていたこの脊椎の歪みですが、昨日、転倒したはずみでゆがんだ骨が元に戻ると言う、神様の技としか思えない奇跡が起きたのです。 25年前、湘南方面の『どっ…