2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

諸行事の日程が決まりました

復興御鎮座の諸祭儀の日程が決まりました。終戦記念日には既に神様がいらっしゃいますので、心静かに御参拝頂けます。 なお、諸祭儀は関係者のみによって厳粛裡に行ないますので、本ブログ上での事前発表は差し控えますが、秘祭終了後は直ちにご報告いたしま…

記念切手ができるそうです!

私は台湾の郵便システムの事は詳しく分かりませんが、今回神社復興に際して記念切手が出るそうです! 未だ発行前なので図案等はお見せできませんが、結構良い感じなのではないでしょうか!? 排湾族の正装の男性が竹の筒のお酒を飲み、真ん中に神社、右側に…

神基湾習合神社

御存知の通り、神道という信仰は一般的に知られているのは神社神道が現在の姿ですが、この神社神道とは戦後新たに作られた言葉で、GHQにより国家神道を禁じられたので神社神道という言葉を作りました。がしかし実質的には神社神道というのはなるべく国家…

社殿を御鎮座地に降ろしました

到着した社殿はユニック車のクレーンによって御鎮座地覆殿(おおいでん)前に着座しました。 なぜ基礎の上に載せていないかというと、村の神社役員の皆さんと相談の上、遷座招魂祭の前日に上棟式をやりたいとのことです。 ですから基礎の上にまだ載せずに、…

社殿が山を登ってきました

先月、横浜港を出港した社殿は、船に乗り、初めに基隆(きーるん)へ立ち寄り、そして高雄港に無事に到着し、通関を通ってお祓いの翌日平成27年7月22日(水)、台湾屏東県牡丹郷高士村へ入りました。 私は社殿の先導車に乗り、見届けました。 遥か八揺湾…

基礎修理工事竣工奉告祭、屋根参道修理報告祭を行いました

平成27年7月21日に基礎修理工事竣工奉告祭・屋根参道修理奉告祭を行いました。 神事は最初に排湾族の巫師が神意を占い、神意の許しが出たので神道式で祭儀を行い、その後再び巫師によって祈祷が行われました。 恐らく神湾習合(神道と台湾原住民の習合…

現在の台湾における信仰の状況

一般的に台湾というと、普通にイメージされるのは仏教(大乗仏教と小乗仏教の中間)と、廟に代表される道教というイメージが一般的だと思います。 しかし台湾は多元国家という表現もあるように、地域によって大きく特色があります。 主に大きな都市が並ぶ西…

当神社の御祭神について

当神社の御祭神につきまして氏子村民たちと協議と続けておりますが、私が考えるに神社、そして神道という信仰は神様や神社を押し売りしない信仰です。 求められれば、応じる。という信仰なのです。 ですから、お祀りする神様は村民の意向を踏まえて、その意…

牡丹社事件について

牡丹社事件(宮古島遭難事件) 明治4年(1871)、宮古島から首里の王朝(現那覇市)に対しての朝供船(納税船)が宮古島を発ったものの嵐に遭い、台湾の髙士村に漂着しますが、66人のうち3人が溺死、54人が殺害されると言う事件が起こりました。 日本政…

ご奉賛ありがとうございます!

ご奉賛誠にありがとうございます。 今般ご奉賛いただきました方は、およそ1週間後、当ブログでご芳名を御紹介申し上げます。 また、現地の氏子村民にもご報告申し上げさせていただきます。 取り急ぎ御礼申し上げます。 佐藤健一 拜

御由緒

当神社の御由緒は定かではありませんが、日本が台湾を治め始めた当初、明治政府は南台湾を中心に政治を注力したという経緯から、小規模ながらもかなり古くより御鎮座されていたものと思われます。 歴史上、表舞台に出てくる神社は開山神社が有名ですが、同神…

神社到了,基隆!   御本殿が基隆(キールン)に着きました

御本殿が基隆(キールン)に到着しました。 今後の予定ですが、御本殿は海上輸送により、割れが出ていないか、各部に異常が無いかをチェックした後、箔打ちの作業に入り、金具に金鍍金を施します。 また、最終の錺金具の取り付け等を行って、村に入る予定で…