台湾政府認定原住民

現在政府より認定されている原住民は16族ありますが、まだまだほんの一部にしかすぎません。部族によって言語はもちろんのこと、顔立ちや信仰も違います。
日本では「原住民と言う呼び方は失礼だ」という説があり「先住民族」とも呼ばれていますが、正式には『原住民』であり、彼等も原住民に生まれたことに誇りを持っているので、私は一貫して原住民と呼称します。

原住民は人口順で言うと

阿美族(あめずぉ)     175000人 
排湾族(ぱいわんずぉ)   85000人
泰雅族(たいやるずぉ)    82000人

が有名ですが、このほか人口1万名未満の原住民もおり、とても奥が深いです。
私は専門の研究者ではないので深くは解かりませんが、明治時代から日本人による原住民の研究がすすめられ、現在でもその学灯は脈々と引き継がれ、現在でも日本人によって台湾の国立大学で原住民の文学を研究しておられる先生もいらっしゃいます。

私は何人かの原住民の友達が居ますが、一様に彼等は好奇心旺盛でマイペースな人が多い気がします。
いずれの民族もホりの深い顔立ちで、一見怖そうですがそんなことはありません。

台湾というと台北から台中、台南、髙雄と大陸側に町が並んでいますが、太平洋側には台東(たいとん)、花蓮(ふぁーれん)、基隆(きーるん)と原住民の町が並びます。

海岸沿いの国道は高速道路ではないものの、片側2車線の立派な道路が貫き、快走できます。また、街はどこもとても清潔で何の不便もありませんので、是非旅行ルートに入れてみてはいかがでしょうか?