社殿の運搬は日本ではちょっと苦労しました

当ブログのトップ画にもなっていますが、この御社殿は材木屋(この時点ではまだ材料です)から木地師屋、そして板金屋を経て港へ搬入したのですが、それらの移動は全て私と、私の友人とで行ないました。
私は結構機械ものの扱いに慣れており、4トンユニック車を友達と交代で排気ブレーキをガシガシ使いながら運搬しましたが、最終段階にはどう見ても、珍しい光景なのでしょう、シャメを取る人や、『どこに持って行くんですか~?』と、どこにいても人だかりが出来てしまいました。

もう最終段階にはついにPC(パトカー)出動! 日本の警察官が『あれ~、ちょっと賑やかですね~』と。わけを説明すると「今からそこ(港)に向かうの? じゃついてきて」と例のクルクル~と赤い回転灯を光らせて、最後に礼を言うと『じゃ気を付けてくださいね~!』と去って行かれました。

日本人はこのようなガシガシ来る人が多いんですが、台湾人はとても照れ屋な人が多く、あまりガシガシ来ませんね~~!

そういう空気感も楽しんでおります。

台湾で警察関係の友人から最初に教わった言葉が『渇酒不開車、開車不渇酒(は~じょうぶうかいつぁあ・かいつぁあぶうは~じょう=飲んだら乗るな、飲むなら乗るな』でしたが、常々感じていましたが、台湾の人は結構気にしない人も多いかもしれませんが~、なるべくしない方がいいでしょうね(・・;  
お正月の警らに来ていた台湾の警察官も「寒いな~、一杯くれ! じゃーね!』と赤と青の回転灯を回転させながら去って行きました(・・;

しょ、昭和だ!!!  この空気感。 このナウな感じがナウいのでしょうか!?

私が子供の頃、家の隣が派出所だったので、警察官が空っぽのお鍋を持ってきて『本官は、おかずが欲しいのであります!』と言って私の母がいつもおかずを分けていました。そのかわりに私も警察官によく遊びに連れて行ってもらったものです。

今は日本は世知辛い世の中ですが、昭和を感じたい人には特にお薦めですね!