パイワンの海苔巻き(海苔じゃないけど)

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この食べ物は、排湾族出身の警察官の友人に連れて行ってもらったカフェで御馳走になりました。
外側は柏の葉のような葉っぱ、中はアワのご飯、中心は豚肉です。味はダシと醤油の風味が香ばしく、台湾ビールとよく合います。
彼は排湾族では大頭目の甥で、伝統の祭の時には彼は頭に羽根飾りを付けてとても凛々しいです。

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彼の実家に案内されて、家族を紹介されて(なぜか必ず原住民はこれをしますね!)彼の子供とドラえもんを描いて遊びにつきあったら、もう心身ともにお腹一杯になっちゃいました。しかも『私の宿舎に泊まってくれ』と言われ、警察宿舎に案内された時にはもう、『頼む!どっかホテルに送ってくれ!』とネを挙げましたが、結局そのまま拉致られ、警察宿舎にご宿泊(って、ほんとに良いの!?)。
そういう感じです。

そういえばその前の回に彼に恒春まで送ってもらった時も帰りも迎えに来てくれてその時も『うちの宿舎に泊ってくれ』と言われましたが彼が上班(さんぱん=勤務に出る)なのを理由に上手く逃げれましたが、今回は逃げたら逮捕するぞ!と言わんばかりの気合いだったのでご厄介になる事にしました。

しかも彼の寝るベッドには枕元に『裁判長』と言う札が貼ってあり、隣の私のベッドには『被疑者』という札が貼ってあり、本当に警察に御厄介になったみたいでとっても楽しかったです。ちなみに台湾の警察のシステムはよく分かりませんが、彼は刑務官を目指しているらしく、服役中の人の面倒をみたいそうです。

排湾族には彫刻の文化があり、村によって木彫の村、とんぼ玉の村、彫金の村と、それぞれ秀でた特産品があります。

ちなみに高士村は彫金工芸の村で、こんど詳しくお伝えします。