高士村の民族衣装!

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この様子は氏子が伝統舞踊を神前に奉納しているところです。
ご覧ください、この晴やかな衣装と村民の喜ぶ笑顔を!
私はこの日の事を一生忘れることはないでしょう。

青色はパイワンの神話に出てくる太陽の涙と言われる瑠璃の色、赤い色は高士村の伝統的な目出度い時に用いる色です。
また、この地域は墾丁(かんてぃん)にかけての台湾の南端の地域です。南の守護である『朱雀』とも関係しているとも思われます。

端っこに私が写り込んでしまいましたが、あまりにも綺麗な衣装でとても上手な歌で踊る氏子を目の当たりにし、驚愕して席から立って身を乗り出して魅入ってしまいました!
この原住民の歌は山の民族ということもあり、日本の関東や東海に伝わる『木遣(キヤリ)』と似ています。江戸の木遣りのように粋でちょっとトッポイ感じとも異なり、鎌倉木遣りのようにグダグダでもなく、素朴な節回しですが、山の中でも良く通る歌ですね!
山の神(=排湾族は大武山から先祖が生まれたという神話があるので、山の神というよりは山から生まれた先祖の霊)ささげる歌だそうです。
阿美族の踊りはショウとして色々と公演されていますが高士村の踊りは滅多に見れるものではありません。

このような舞踊を多くの人が見れる機会を設けられるように氏子とも協議してまいりたいと思っています。恐らく御例祭の時などには参観できるようにしてまいりたいと考えておりますので、決まり次第お知らせいたします。

なにしろ日本のかつての戦友が眠る宮ですので、多くの日本人が参拝していただくと御祭神もお喜びになるかと思います。また子孫同士もずっと友達でいましょう!