迎え火について

お盆の行事となじみ深い迎え火ですが、お盆は仏教行事というイメージがありますが、そうとも言い切れません。お盆はジャパンカスタマイズ仏教の行事なのです。
また、迎え火をたく習慣は古事記にも、天照大神が岩戸から出てきてもらう際に迎え火を焚いたことが記されています。

現在に於いても神輿の宮出しは送り火、宮入りは迎え火を焚いたりします。
寒川神社浜降祭では送り火の風習があり(昔は迎え火もありましたが、平成元年からは途中トラック渡御を採用して大幅に宮入りが早まったため迎え火は無くなりました)、渋谷神社の宮入りでは迎え火の風習があります。

火を焚いて神霊・祖霊をお迎えする方法は日本古来の伝統方法なのです。