落書きも文化となることもあるようです!


この重厚な建築は国宝法隆寺五重塔ですが、天井板を剥がすと凄いものが出てきます!

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このような当時(平安時代前期)の大工が書いたと思われる落書きだらけで、それらの中なかには倫理上お見せできないものも多くあります。

当神社も天井裏には一部分古い部材も使いましたので、なにか書いてありましたが、非公開とさせていただきます。

よく、神殿・仏堂とか修理する際は、明治以降のものは割と少ないんですが、江戸時代以前のものに関しては、まぁ落書きだらけで(見えないところに)ここにも日本人の面白い性格が表れています。

書く方ももし施主に見つかったら御手打ちは覚悟のことなので、落書きは上手に隠して、表側は見事な装飾となっています。
そんな命がけで落書きを描いて隠すなんて、よっぽど心の強い人じゃないと出来ないですよね~!