明治政府が恐れた神

明治政府は日本の近代化に大きな役割を担いましたが、当時の政府が恐れた神があります。

それは 東照神君東照大権現徳川家康 です。

なぜなら、明治維新の功労者は次々と暗殺され、治安も大きく混迷した時代でもあったからです。それらのことも、徳川家康の祟りではないか、と大変恐れました。
そのような考えから、日光東照宮には、併せて豊臣秀吉源頼朝をお祀りしています。
源頼朝公は武家政権の樹立者であり、秀吉公は歴史上稀に見る幸運に恵まれた武将です。

この二人の人物を二柱の神として祀ることによって徳川家康の祟りを抑え込もうとしたのです。