墾丁名物 純白鳥居と純白参道 ですが、、、

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今は名物となっている白い鳥居と参道ですが、鳥居は尾張産の官材の良い材料で、尚且つ無垢のままで使うつもりでしたが、通関と検疫対策で、薄く白い塗装をしておりました。

そのうち雨風で無垢の地が出るであろう、と考えたのですが、意外にもあの辺り一面の緑眩しき中での純白鳥居は景色の中でとても映えて、非常に遠くからでも視認することができることに気付きました。
で、村長に「白のままで行っちゃおっか!」と言ったら、「良いねー!」という具合だったのですよ。

で、氏子のペンキが好きな陳さんが塗ってくれていたところ、脚立の上からペンキをひっくり返しちゃう事故があり、村長が凹んでいたので、

私  「ある程度、キリのいいところまで参道も塗っちゃおっか?」
村長 「え!? 良いの? それなら良いねー!!」

という感じで塗ってまらいましたが、あら不思議!!これが結構台湾人にウケたのであります!!

これに味を占めてしまった私と氏子は「もっとビシビシ塗っちゃおっか!!」ということで一致し、今の鳥居と参道が純白で定着したのでございます。

墾丁に遊びに来た台湾人たちは、この緑一面の景色の中、山の頂に真っ白な鳥居と参道がそびえたつ光景を見て、『この世とは思えない、神々の世界のようだ!』と感嘆しております。

本年の御例祭の時に日本から連れて行った木遣師補(きやりしほ=弟=おんどど)の一人は
『あれ、去年よりも白い面積が増えてませんか? この方がカッコいっすね!』
と言ったので

「こ、これはこのオレが発案したんだ! 頭良いだろ!?」

と、あたかも最初から計算したかのように装いましたが(人間小さいでしょう!?)、結果、良い景観として定着したので、良いんじゃないでしょうか!?