2017-01-01から1年間の記事一覧

木遣と上棟式

木遣(きやり)は主に祭りの時と、個人宅の建設では上棟式の時に歌われます。 伊勢神宮の式年遷宮では、御用材を引き廻すときに歌われ、また内外両御正宮正殿の中心にある心御柱を立柱した後に、その柱の周りを突き固める杵築祭(こつきさい)の時に斎員の神…

直垂折烏帽子は職方(しょっかた)の正装です

職方奉仕の友人 日本には、『この儀式の時にはこの装束を用いよ』また同時に『この所役(身分)にはこの装束を用いる』という学問があり、有職故実(ゆうそくこじつ)と申します。 この際、神社の世界のみで用いている範囲限定型の学問を「神社有職(じんじ…

高士村グルメリポート!

高士村に宿泊すると、このような原住民グルメが皆様を待っております。 こちらは唐揚げとソーセージ (台東の阿美族の友人宅でも同じ料理を食べさせてもらったことがあります) ハーブとソボロの和え物 (今回初めて食べました) ゴーヤチャンプル! 沖縄か…

台湾に神社を復興して良かったと思っているか、と聞かれますが。

標題の質問を親しい友達からされることがありますが、当該事業を行ってよかったことと悪かったことがあります。まず良かったことから列挙します。 良かったと思う事 ・ 台湾に世代を超えて友達が多く出来たこと ・ なかでも生涯の友達ができたこと ・ 普通の…

また台湾左翼のメディアが批判していますが。

台湾の極左ネットメディアが当神社、某テレビ局、某新聞社、某雑誌社をまとめてご批判になられているようですが、いちいちお相手することは大変面倒なので致しませんが、台湾左翼の人には、隣国同士がが並存し、協力するということが理解できないようです。 …

氏神様と産土様(うぶすなさま)

よく身近な神様として想いうかべるのは氏神様であることは言うまでもありませんが、氏神様とは本来は『氏族の神様』なので、血縁のある神様の事、もしくは代々その氏族で信仰が受け継がれてきた神様を言いましたが、現在ではあまり気にされず、近くの神様を…

四魂

神道の霊性の考え方についてですが、神道神学(国学院大学で教える神道の哲学)的に言えば、1つの神霊・人の性格には4つの側面があると説明しています。 和魂(にぎみたま)・幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)・荒魂(あらみたま) これを一霊四魂(…

親しい友人の開運神法を厳修します

この度、かなり親しくしてもらっている、台湾人の友人の開運秘法を厳修します。 この友人は道教の信者ですが、日本で開運する必要がありますので、日本の神様にお願いする必要があります! 詳しくは、追ってリポートを発表してまいりますので、しばしお待ち…

今年の木遣り

今年の祭りの木遣り 【あんにい=兄=私】 いぇ~~~~やぁ~りょ~~~~~~ て~~こ~~せ~~~ 【おんどど=弟=助斎員】 いぇ~~~え~~~ ほ~~~おお~~~ いや~~~~あれ 【あんにい】 いえ~~よ~~ほ~~ ことしゃ~~なんしょだぁ~~…

台湾の衛士さん、くつろいでいる疑惑!?

これは台湾ではおなじみの忠烈祠などを警護する衛士(えじ)さんですが、皆さんメンイケな人を集めているそうです。 今回、私も祭典奉仕者を連れて交代式を見に行きました(もう飽きましたが、よく見ると色んな発見があって面白いです)。 この衛士さん、人…

私も結構、イやな事はあるものです!

いつも祭典ごとに参向している私ですが、御例祭前にも結構イヤな事があるもので、今回はいつになく心中、穏やかではありませんでした。 そんな時、いつも夜に付近を散歩して、神社に登っていき、星を見ることにしています。 高士村の星はいつも映えていて、…

台湾の東尋坊 ここも排湾族のエリアです!

ここは日本でいう、東尋坊、神奈川でいう江ノ島の裏の方の高い谷(名前が解りません)でしょうね! 軽く100メートルくらいありそうな絶壁です。。 この写真に写っている私と二人の友達の計三人は高いところが怖い男たちで、無理して立っていますが、本当は超…

この時期、台湾は日中31℃!

ここは県道200号南回り道路です! 神社の帰り、山から下りて、県道200を恒春に向かい、恒春の手前を左(南方面)に舵を取り、長閑な地帯を進んでいくと見ることができます。 北回帰線より南が熱帯だ、と学校で教わったことがありますので、ということは北…

平成29年御例祭を執行しました

平成29年 高士神社 御例祭(例大祭)を斎行しました。 御祭神の御遺徳をお称えし、御神意をお慰めするとともに、氏子を始め崇敬者の皆様方のご健勝と弥栄を御祈念申し上げ、ご祭儀をお修め致しました。 おめでとうございます。 本年は日本李登輝友の会神奈…

白さがパワーアップ!!

雪のように白い鳥居と参道!! 昨年、ペンキをこぼしてしまうという、ちょっとした事故があり、村長が困っていたので、キリのいいところまで階段を塗っちゃえばいいじゃん、と提案したところ、今年は御例祭を前に氏子の皆さんがもっと気合を入れて階段までき…

関東地方の信仰が盛んな地域(霊場)はどこか?

日本にはいくつかの霊山・霊場がありますが、関東では全体的に信仰が盛んな県や地域はどこだと思いますか~~~? 普通に日光とか、男体山とか、大山とかが思い付くと思いますが、宗教史的にも伝承的にも突出したところがあります! それは!! それは !!…

八田先生の銅像損壊犯が逮捕されました

八田與一先生の銅像の首が切断された件で、私も具合が悪くなり発熱のため寝込んでいましたが、何とか、犯人も逮捕され、多くの友人からの励ましもあって、少しラクになりました。 友人も心配して『このままだと神社にお被害があるかも』との助言もあり、また…

八田與一像と頭部を切断した犯人が捕まりました!

たった今、台湾の友人から連絡がありました。 犯人は台湾の中国統一を進める政党の工作員だそうです。 詳細は検索してみてください。

八田與一の像が壊された模様です

聯合新聞より 今朝の報道によると、八田與一像の頭部が切断されている事態が発見されたようです。 警察は事件を受理し、捜査を開始しているそうです。 非常に残念ですが台湾社会の複雑さを表す一事例です。

日本の信仰と刀剣

日本の信仰と日本刀とは係わりが深く、神仏の隔てなく用いられます。 まず、神道では当然、天叢雲剣をはじめ、鹿島神宮の布津御霊剣、出雲大社のアギト、など、直接に御祭神と関係する位置の剣が数々あります。 また、刀剣の製作には火は欠かさないことから…

無事にコンテナに積みました!

お陰様で高士神社御用のステンレス製賽銭箱を、横浜の海上輸送の専門会社様に搬入しました。 まだ、通関前ですので写真を載せることは控えておきますが、齊木敏昭さんと私で、いつもお世話になっている海上輸送の専門会社様の梱包場所に搬入し、今はゴーダウ…

お賽銭箱!最初にお賽銭を入れるのはどなたでしょうか!!

今回、ステンレス製のお賽銭箱を設置します! これまでは簡易的なものしか置いていませんでしたが、今回運良く良いものがありました! お賽銭箱の醍醐味は、お金を入れた時の『カラン・コロン・チャリーン』の三段階の音が良いんですよね~~~。 卸問屋さん…

神社は戦争象徴ではありません

神社の創建の目的は、当然ですが、火事が多い村ならば火の神様をお祀りする。 流行り病で沢山の被害者を出したならば、祇園様を祀る、などと、村の安全を各個の安全を祈願することが本来の目的です。 しかし明治時代に登記し存続が認められた神社はすべて国…

お祭りのプログラムが決まりました

4月29日(土)・30日(日)となっております! 自由参列となります! 御例祭内で朝日舞(神楽)、木遣りの奉納があります(短いです)。 また、今まで動画や写真でご覧になった村民の男性女性の皆さんと、かなりの高確率で会えると思います! 日本からおこし…

祭のプログラムが決まりました

4月29日(土)・30日(日)となっております! 自由参列となります! 御例祭内で朝日舞(神楽)、木遣りの奉納があります(短いです)。 また、今まで動画や写真でご覧になった村民の男性女性の皆さんと、かなりの高確率で会えると思います!

明治政府が恐れた神

明治政府は日本の近代化に大きな役割を担いましたが、当時の政府が恐れた神があります。 それは 東照神君=東照大権現=徳川家康 です。 なぜなら、明治維新の功労者は次々と暗殺され、治安も大きく混迷した時代でもあったからです。それらのことも、徳川家…

日本の都は!?

わが日本国の京(みやこ)は東京なのでしょうか?その根拠を紐解いてみました。 東京は読んだ通り『東(ひがし)の京(みやこ)』ですね! ここでわざわざ『東の』と言っているということは、本当の都はやっぱり京都でしょうか!? 京都は『京(みやこ)の都…

氏子と友達に支えてもらって何とかなりました

この、神社復興への道のりは、準備に約3年を費やしましたが、当時はまだまだ国民党為政下ということもあり、なかなか一筋縄ではいきませんでした。 しかし、復興発起人をはじめ、氏子総代の皆様がガッチリ固まってくれていたということと、高雄市の親しい友…

初めは石を積む覚悟だった!

今は綺麗に整備されている当神社ですが、最初に見た時は基礎は壊れて草に覆われ、基礎から木が生えている状態でした。恐らく長年の雨と木の根によって基礎内の土が膨張し割れたものと思われます。 基礎はあちこちが痛み、中にはレンガや現地産出の頁岩が見え…

日本の敬礼作法

日本の精神性に大きくかかわる理念の一つに「敬いの心」と、日本人と武士道について、一人の立派な日本人を一例に振り返ってみましょう! 世界中に敬礼作法はありますが、今回は日本の敬礼作法について触れて行きます。 まず、一番最初に現在、敬礼をしてい…